| 紅茶をいれる時間は、抗酸化物質の量に影響を与えますか? |
紅茶をいれる時間は、茶葉から溶け出す紅茶フラボノイド(カテキンやテアフラビンを含む)の量に影響します。紅茶をいれる時間が短いほど紅茶フラボノイドが溶け出す量は少ないのですが、大部分の紅茶フラボノイドは、紅茶をいれ始めた1分位の間に流出してきます。したがって、紅茶フラボノイドをよく溶出するためには、紅茶にお湯を注いでから1分以上おくことが重要です。
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| 抗酸化物質の種類は、お茶の種類によって異なるのですか? |
お茶に含まれるフラボノイド系抗酸化物質の種類は、お茶によって異なります。紅茶と緑茶に含まれるフラボノイドのひとつはカテキンで、そのうち最も多いのはエピガロカテキンガレート(EGCG
)です。紅茶の場合、茶葉に含まれる酵素による酸化で、EGCG などの単純なカテキンは酸化され、テアフラビンやテアルビジンといわれる、さらに複雑なフラボノイドになります。テアフラビンやテアルビジンなどの紅茶フラボノイド(カテキンやテアフラビンを含む)は、健康に良いだけでなく、紅茶特有の色や風味のもとになっています。ウーロン茶でも酵素による酸化でフラボノイドが一部変化し、テアルビジンやウーロンテアニンなどとなります。
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| 紅茶をティーバッグでいれた場合と、茶葉でいれた場合では、抗酸化効果に違いはありますか? |
同じです。茶葉でいれた紅茶に見られる効果は、アイス、ホットのいずれの場合も同じですが、インスタントや液体紅茶の場合には、抗酸化効果は低下していることがあります。また、抗酸化物質の量は、茶葉の量や種類によって異なります。
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| 紅茶の健康維持効果を得るには、紅茶をどのくらい飲まなければならないのでしょうか? |
健康維持のためには、抗酸化物質を摂取し、体の抗酸化作用を一定レベルに保っておくことが重要です。紅茶の日常的飲用はそのための手軽な手段となります。また、抗酸化物質の効果的な活用法の一つとしては、野菜や果物を多く取り入れた低脂肪でバラエティーに富んだ食事と1日2〜3杯の紅茶を飲むのが良いと思われます。
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| 紅茶と緑茶では、抗酸化効果はどのくらい違いますか? |
紅茶には、紅茶フラボノイド(カテキンやテアフラビンを含む)という抗酸化物質が含まれています。フラボノイドは、ポリフェノールの一種で、その中には、緑茶などに見られるカテキンも含まれています。紅茶には、緑茶とほぼ同程度の抗酸化作用があり、どちらもたいへん健康に良い飲み物です。抗酸化物質の効果的な活用法の一つとしては、野菜や果物を多く取り入れた低脂肪でバラエティーに富んだ食事と1日2〜3杯の紅茶を飲むのが良いと思われます。
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| 他の抗酸化物質と紅茶を一緒に摂ることは効果的ですか? |
抗酸化物質は、野菜、果物、魚などにも多く含まれ、数千種類以上の抗酸化物質があるといわれています。ビタミンC、E、カロテン(ビタミンA)、主要ミネラルの一種であるセレンなども抗酸化物質の仲間です。紅茶フラボノイドは、これらの抗酸化物質と一緒に摂取すると、より強い力を発揮するという特徴があります。
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| どの抗酸化物質の効果が一番高いのですか? |
野菜や果物を取り入れたバランスのとれた食事にとってかわるものはありませんが、ある研究によれば、紅茶は多くの野菜・果実類よりも、抗酸化物質に富むと指摘されています。USDA
(米国農務省)の研究者らは、(試験管内)実験を行った結果、1 杯の紅茶は、特定の活性酸素に対してにんにく、ブロッコリー、にんじん、芽キャベツ1食分の個人摂取量よりも高い抗酸化効果を発揮することを発見しました。
同じ方法により、紅茶と果物の抗酸化作用の比較を行ったところ、紅茶は、りんご、ぶどう、キウイフルーツ、グレープフルーツなどの果実に比べ1回分の個人摂取量あたりの抗酸化効果が高いことも明らかになりました。
また、紅茶に見られる紅茶フラボノイド(カテキンやテアフラビンを含む)は、ビタミンC 、E やβ‐ カロテンよりも多種類の活性酸素に対して有効な抗酸化物質であると指摘する研究者もいます。
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| 抗酸化物質は、食事から摂取するのと 栄養補助食品から摂るのとどちらが良いのですか? |
| 抗酸化物質を摂取するときは、自然の食品から摂る方が良いといわれています。その理由の一つとしては、抗酸化物質に富む食物や飲料には、栄養補助食品からは摂れない他の植物性成分を含むということが挙げられます。他の植物性成分の多くは、特定の抗酸化物質と相乗的に働いて病気を予防する可能性があるかもしれないと考えられています。 |
出典:
Can,G.他、茶および一般野菜の抗酸化活性、J.Agric.Food Chem.44:3426-31,1996
Wang,H.他、果実類の総抗酸化活性、J.Agric.Food Chem.44:701-705,1996
科学技術庁資源調査会編五訂 日本食品標準成分表 1997年
栄養成分バイブル 主婦と生活社 1998年 |